【不登校 発達障がい】子育てに燃え尽きそうになっても学び前に進む




※こちらは2023年12月のアメブロ過去記事を修正したブログです

 

今日はちょっと愚痴…とあと自分が燃え尽きてる感があるので また進むため思いを消化したくてブログを書いています。

不注意優勢型ADHD、書字障害のある中1長男。相変わらず学校問題に頭を悩ませる日々であることは先日書きました。

 

そんな私にとって年長次男はまだまだ親の範疇にある年頃。

 

長男のように『子ども自身が立ち向かわないとどうにもならない』問題がないし、まだまだ可愛い時期で癒やしの存在だったりします。

 

この日は遅れ遅れになっていた予防接種と散髪を予定していました。事前に何度も話はしましたが、注射前には抵抗があり、押さえつけて実施。よくがんばりました。

 

午後から散髪ねと話をしていました。注射とは違い嫌だとは一度も言わなかった次男。

 

1000円カットでチケットを買い、いざカット!というときに抵抗が始まった…

抱っこして椅子に座らせようとしても体をよじらして逃げ出す、言葉で説得しても全然聞くことができません。

 

結局あきらめました。

ちなみにチケット、返金できました。

美容師さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。

 

保育園最後の発表会前にカットしたかったのですが、できませんでした。もう前髪が目に入ってるんだけど。

 

もともと散髪は苦手なのですが、最近はなんとかできてたので私も油断してた分、できなかったときの心構えができずに行ってしまいました。余計イライラして悲しくなりました。

 

次男にもイライラぶつけてしまったし、嫌な親です。

 

もう散髪行くのやめようかな…

ずっと伸ばしてくくればいいか…

とやる気のない具体策になり、このとき多分私は燃え尽きた。

 

長男の頃から病院などで度々『我慢がきかず処置ができない』というシチュエーションを体験している私。すみません、すみませんと謝るしかなく虚しい気持ちです。

 

歯医者さんは2軒目で根気よく向き合ってくれる先生に出会え、治療の練習に通い続けましたが結局治療は無理矢理にしかできませんでした。

小学校中学年、だんだん体格も良くなってきた長男が優しい耳鼻科の医師を蹴っ飛ばそうとしたあたりからは受診も遠のきました。

 

コロナ渦になってからは熱や風邪症状があると発熱外来に行くことが増えましたが、鼻腔に綿棒を突っ込む検査が嫌で仕方がなくそこでも押し問答です。

 

暴れはしませんが、抵抗が強くその場から脱走しようとしたりするし。長男に関してはもう体格は大人より大きいくらいで手に負えない。

こっちもそんなやり取りのたびかなりストレスがあります。現在進行系です。

 

次男は長男ほどではないと思っているのですが、結局似たようなことが起こります。

 

こういうことがあると、過去を思い出し 次男も発達に問題があるのだろうか?とモヤモヤしてしまいます。散髪に行けないのは発達障害なのか?と言われれば、一概にそうは言えないと頭ではわかっています。午前中注射もしたし、嫌になったのかもしれません。

 

結局私は長男への失望を次男への期待で誤魔化しているのかもしれません。

 

失望している…というのも長男に対して失礼ですね。

 

そして次男はとんだとばっちりです。

 

最近は数字を読んだり足し算の質問をいつもしてくるし、自分の名前を書く練習も自主的にしている次男。書字障害のある長男はこの時期そんな素振りは全く無かったので、「次男は定形で育ってくれるかな?」と比べてしまう自分がいます。弟もそうなるのではないかと不安を感じているからこそ比べてしまう。

 

比べられる方はたまったもんじゃないですよね…

そう頭では理解しているんですが

このときは私自身疲れたなって思ってしまった。

 

子どもの発達について考え、柔軟に対応しなければならない。でも何がベターなのか。

自分と家族の不登校に関する認識の温度差が辛い

 

旦那もなかなか理解し辛いようですし

 

相談しても私が傷つくだけだなと感じ最近は業務連絡的な会話にとどめ、距離をおいています。

 

自分の両親も私が長男を甘やかしている、もっと学校に行くように行ったほうがいい、子育てがうまくいっていないと言ってきます。

 

長男は傍目には思い悩むような様子がなく

「この授業がいやだから」と簡単(そうに見える)に学校を休むこともしばしば。

 

校を休むということは親である私自身まだまだ大きなストレスです。責めたり無理強いはしないようにしていますが、反面長男に受容的に関わってやることもできていない

 

そして旦那は長男を叱ってまた学校へ行かせるよう働きかけています

まぁ叱って一時的に行けたとしても繰り返しですけど…

 

結局なにが長男にとってよいのか

将来この子はどうなってしまうのか

次男も長男のように社会に適応できなくなるのか

先の見えない不安でいっぱいです。

発達障がいで不登校の子にどう関わるべきか悩む…

なにか手がかりがないかなとネットをググっていましたらこの動画にたどり着きました。
増田先生が解説してくれている状況はまさしくその通りだと納得がいきました。
『不透明』で『孤独』なのです。
過小評価すればよいということでもないし、かと言って無理をさせるものでもない。
子供に無理をさせるのは延命治療にも通ずるものある。

 

ゴールが見えない
それは精神科医も同じ
目の前の困りごとから優先度をつけて取り組むしかない。

 

自己理解と他者理解としなやかな思考が大切

 

そのようなことが述べられています。

 

結局わからないんです。
それにずっと付き合っていかねばならない。
付き合い方に悩み続けなければならない。

 

その気持ちに折り合いをつけなければならない…

 

まちなかで登下校しているこどもたち。
休日に部活やスポーツ活動に取り組むこどもたち。
行事ごとでハキハキと活躍するこどもたち。
ほかの親御さんから聞くこどもさんのお話。

 

それらが私にはキラキラと眩しく見えたり聞こえます。

 

別に賢くなくても、得意なことがなくても良かった…ただ平凡なりに生活できたら…と思ってきた。

 

でも私の求めていた『平凡』とはなんと欲深いことで手の届かないものだったのか…。
そう実感すると共にそこで躓かない人もたくさんいる。

不登校のコミュニティに参加して一歩前に進む

先日市内で行われる不登校児の保護者の集まりに誘っていただきました。
世代も様々な当事者の皆さんがあつまり、自分の経験を語ったり、話を聞いてくれるという会です。

 

精神科医の先生が来てくださったり、他にも専門職の方が来られるときもあるそう。

たまたま職場で子供さんが不登校という方がいます。過去に私も話を聞いたし、今気遣って話を聞いてくれる貴重な方です。紹介していただき一緒に参加しました。

 

みなさん、とっても聞き上手で会話に困ることもなく。自然に話し手、聞き手が変わってゆく…涙したり笑ったりと不思議なあたたかな会でした。

 

不登校児の子育てというのは孤独に陥りがちです。私近しい人には比較的オープンに話すようにしていますが、大変だね…と一歩引かれる…?そんな距離感を感じることが多いです。
だけど。今回の会に参加してみて悩みながら子育てしている親御さんが確かにいるのだなって感じました。

 

また参加させていただきたいと思いますが
今回私が感じたことは
私がエピソードを語るにあたって
  • 自分自身は感情のコントロールができた
  • 自分は情報不足である
  • 学校の先生の話を鵜呑みにする必要はない
この3点でした。
初めてのときは泣いてしまう人が多いみたいですが、私…こんなに悩んでいるけど感情のブレが意外と少なかったです。

 

そうなるまで気が付かなかったけど
「あれ?案外受容してきているのかも」と感じました。

 

感情的になるというよりは参加者さんに「『やすむか?』って言ってやれることってすごいよ!朝の連絡も嫌だよね!」と認めていただき、ホッとしました。
親としてだめじゃないんだと。

 

そもそもこういった会に参加するまでに至らない人も水面下でたくさんいると思われます。
参加しなければならないものではないですが…
勇気のいることでもあるでしょう。
だから、私。ここに参加したということだけでも偉いやん!と自画自賛してます。

 

日々落ち込むことは多いし、将来の不安も拭えません。

 

だけど、子どものことを理解し
子どもの能力に応じた配慮が得られるよう動く。
子どもが「やりたい」と思ったとき(これが大事。無理強いはだめ。)助けになるように情報を得ておく。

 

暗闇にはいますが、自分が今できることは少し見えてきました。

今うちは学校か病院でのやりとりしかないのですが、学校は基本的には定型児を教育しているので判断は正しくなかったりするよ、と知れました。専門職に自分から繋がっていったとき動いてくれるケースもあるようです。

 

先日の懇談会では担任の先生としては現状を続けていくほかない、進路については全日制は無理だと思うとの意見でした。
我が子、1時間くらいしか登校できないけど通級指導には通えています。みんなと授業受けず個別なら。
だから通級ではなく完全に支援級に在籍したら学校にもっと居られるのではないかと思い、そのように相談してみたんです。
すると担任の先生もそのように思い、支援級の先生に相談したことがあったそうで。
そこで『適応でない』と言われたと。

 

私もそれ以上深堀りしませんでしたが
会でその話をしたところ「適応でないって明確な基準を質問したらいい」とアドバイスがありました。

 

スクールソーシャルワーカーとの連携だとか
放課後デイなど専門職の方が在籍されている施設への相談だとか。

 

長男は診断はありますが
ほんと傍目には分かりづらくて
結局グレー感が強いです。

 

だけど、困りごとは確かにあって
学校にもほぼ行けていないという事実もある。…なので私ももう少し行動してみようと思います。



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