保険の見直しで固定費節約!節約になる「ちょうどいい」保障ってどの程度か知っていますか?

家計改善の動機付けができて、今の家計の状況もわかった!

「いつ」「いくら」要るか分かれば家計管理のやる気が出ます

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自分の状況を客観的に見て「これはなんとかしなくては」…と思ったときに貯蓄のための方法はたくさんありますが、まずは効果の高い固定費の見直しを始めることをおすすめします。
私は保険ショップでライフプランのシミュレーションをしてもらったので、まず保険の見直しからスタートしました。正確に言えば見直しにはトータルで3ヶ月くらい時間を使ったので、その期間で家計簿を把握して他にも取り組めることは平行して取り組んだという状況です。実際に保険の見直しをして学んだことと感じたことを本日は書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします!

 

保険ショップでは色々教えてもらえるけれど、全て鵜呑みにせず色んなところから情報収集していこう!




保険の見直しをするのは結婚したときや子供が産まれたとき、子供が自立したときなど人生の節目に当たる時期と言われています。

私自身は次男の出産を機に保険ショップで勉強させていただいたことが大きくて、家計管理に目覚めたのですが、保険の見直しが終った今思うこと。

保険ショップさんや保険会社さんのオススメを鵜呑みにしてはいけない。だけどうまく活用してみて、保険について理解するのはやるべき!と言いたいです。

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親切にしてくださった保険ショップの担当さんごめんなさい

自分が「保険」について理解する、リスク対効果で料金を払う価値があると納得して必要な保険に入るっていうのが大前提だと思います。私が見直しの際に解約した保険だって必要な人には必要な保険かもしれませんからね。

ショップだけでは情報の偏りがあります。
そしてネットの情報だけでも、雑誌の情報だけでもそう。広告、販売しなければならない保険商品の縛りなどの大人の事情ってのがあるんでしょうね。

幅広い分野から情報収集しないと、その方面から都合の悪い情報にオブラートがかかった状態になってしまい、どうしても偏った知識になってしまいがちです。

私が通っていた保険ショップの担当さんは「考える時間は大切ですよ」と私にたくさん時間をくれました。振り替えるととても良心的だったとおもいます。銀行併設の保険ショップだったからですが、保険以外で備えるという選択肢にもかなり肯定的に賛成してくれました。保険以外の話もできたのが楽しかったし、よかったです。

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考える時間、大きなことを契約する前に別の視点で情報収集するのは本当に大事なことです

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この頃はたくさんもらった時間を活用して私はネット記事や、雑誌をけっこうたくさん読み…情報を得る度に自分のなかでのプランもコロコロかわりました。

3ヶ月という時間は保険の見直しという視点において長かったといえるかは分かりませんが、とにもかくにも短絡的に情報を得て行動に移すと後悔しちゃうことになります。

そもそも保険は貯蓄のメインになる方法ではなくもしもに備えるものだと思うからです。

 

貯蓄の方法はひとつじゃない。私たちは保険以外にも選択肢があることを知っておかなければいけません

 

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このときに私が入ったのは終身保険で500万の保障でした。15年払い込み400万で満期時に受け取れる返戻金104%。以降は置いておくと少しずつパーセンテージがあがる商品です。

他の学資と比べても満期後の返戻率も悪くないですし、今ある保険商品のなかでは決して悪くないと思うのですが

貯蓄型の保険には

長期間動かせないお金になる

 

将来の金利が今と同じとは限らない

といったデメリットがあるんです。

↓の記事でも触れています。
お金を貯める方法は1つじゃない

確かにバブル後、ずっとデフレ傾向だった日本経済が今、アベノミクスのゼロ金利政策の効果で上向き傾向で(これも微妙なところですが)日経平均株価もずいぶんと上がってきました。

今は金利が最低な時期なので、もしこれから景気がよくなれば金利も上がっていく可能性がありますね。

保険というのは掛け金を拘束している間、掛け金を運用に回して、最終的に増えたお金から手数料を差し引いた上で元本より多い金額(あらかじめお客さんと約束したものを保証する)を払う仕組みです。
現在は金利が低いために比較的安全な投資対象である債券で運用してもあまり増やせない時期です。そのため約束する金額を低くする=返礼率を低くするしか保険会社には方法がありません。

さらに保険を途中で解約されると運用に差し障るので、満期までに解約したら払い込んだ金額より少ない金額しかうけとれない(低解約返戻型)ように設定されています。

今の状況で見れば元本よりは増えるので悪くないと思うのですが、問題は資金の拘束期間が長いこと。将来金利が上がっていったとき低金利時代に契約したこの保険はとても効率の悪い貯蓄になってしまいます。

でも、先のことは誰にも分かりませんね。それに保険で貯蓄をすることにはメリットもあります。

私が次男のためにこの保険に入った目的は「次男が大学に行くことになったとき、確実に使えるお金をある程度準備しておきたい。」というもの。私が感じる保険のメリットは以下の5つです。

①長男にお金をかけすぎ、次男に使えないなどほかのことに使ってしまわないように保険という形で家計から外して貯めたい

 

強制的に貯められる(天引き貯金と同じ目的)

 

③今現在ならば、普通預金に入れておくよりは利率がよい。
確実に使いたいお金なのでリスクをとるなどして元本割れするのは嫌

 

④低解約返戻金制度の商品なので、払い込みまでに解約すると損をする仕組み。崩さずにもっているしかない=預金と違って絶対に崩せない
(これはさきほど述べたデメリットを発想の転換でメリットとしたもの。あればその場でパァーッと使っちゃう!って人にはこの強制力はありがたいのではないでしょうか)

 

万が一私に何かあれば掛け金より少し上乗せした金額が家族のもとに行く。(払い込み総額+100万)

…といったところでしょうか。本来は生命保険なので⑤が正規の使い方なんですけれど。

ちなみに私名義にしたのは、女性で年齢が若いほうが掛け金が押さえられるからです。ちなみに旦那より月々2000円ほど安かったと思います。掛け金は月換算で2万ちょい。児童手当二人分で賄ってちょうどいいくらいです。それを年払いにしています。

もし入られる方がいるなら夫婦両方で見積りとってもらうといいですよー。

 

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ただし注意点。

普通預金は「金利がほぼない」「使いたいときにすぐ下ろして使える=流動性がよい」
という特徴があります。対して貯蓄型の保険は「長期間お金が拘束されて流動性がない」のが最大のデメリットです。

 

だから自分の持っている現金に対して貯蓄型の保険の割合が大きいのは絶対によくないです。

そして保険に預金以上のメリットを見いだすには、まず元本割れしないことが前提だと思うので保険に入るときは払い込み金額と支払われる金額を必ず確認したほうがいいです!

私はそれすら分からなくて貯蓄として学資と医療保険セットのものを長男にかけていて、見直してみると医療保険は掛け金のわりに保証が今一つ。学資保険は計算すると満期で数十万元本が減る保険に入っていました…自分ってばおマヌケすぎる。そんなんただ貯金してたほうがよっぽどよかったじゃんって感じです。こんなんお金を溝に捨てたのと同じ悲しすぎます。

解約しても元本よりかなり減るけど、置いておけばさらに傷口が広がるので気づいてからすぐに解約しました。

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我が家はそもそも元本割れする貯蓄型保険ばかり加入していて、それを知ったとき愕然としました

貯蓄型の保険に入るときは掛け金の総額と受け取り額の差がどうなっているか必ず電卓たたいて計算しましょうね・・・

 

本来保険というのは自分達ではどうしようもないことに対して使うもの。




生命保険は本来、生計を支える人物が死亡したとき残された家族が困らないように保険金を受けとるという目的があります。

 

家族が一人減ったとき残された家族はいくらあれば生活に困らないか?を考えて保険額を決めるとき、正直貯蓄型では掛け金が無駄にならない代わりに必要額を保障するには掛け金が高すぎるという事態に陥ります。

掛け捨てならば掛け捨てるとはいえ、安くて大きな保証が手にはいります。最低限の金額を掛け捨てで保証してあとは貯金でなんとかできるような家計にしておく…というのも選択肢のひとつです。

また貯蓄型、掛け捨て型を併用するのもひとつだと思います。

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コストの安い掛け捨て保険でうまく保障をつけていきましょう

死亡保障に関しては生活費全てを賄う必要はありません。というのも遺族年金がでるのである程度の保障はされるから。支給額は家庭の状況によって様々ですが、夫が厚生年金加入で子どもが2人の我が家の場合は月9万程度支給されるそうです。自分のお給料もあるし、生活費は一人分減りますから、その辺りを考慮して保険に加入しました。

とにかく生命保険オンリーで備える必要はないです。

と、いうことはそもそも結婚していない若者なら養う家族がいないので多額の保障は要らないんですね。
私は21歳からこの間までトータル5000万の保障入ってました 。家族ができた今もそんなに保障はいりません。この15年、毎月高額な保険料を支払っていたので、今思えば掛け金がものすごく勿体なかったです。この保険に入ってなければ今ごろもっと貯金できてたはずなのに。

…たらればで話をしていても仕方がありません。今気づけたことに感謝しておこうと思っています。

若い頃に勧められるがままの保険に入るのではなくて、結婚したとき、家族が増えたときに必要な保障を確認して保険を増やすようにしていきましょう。

 

医療保険についてはどう考えるか ~看護師としての視点~

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生命保険についての考えは述べた通りですが、医療保険はどうかんがえるとよいのでしょうか。こちらは極論を言えば貯金が全然ない人以外は不要、という意見もあります。

医療制度は現在たくさんの保障で守られています。高額医療や限度額申請で月々払う金額は一定以上にはならない仕組み。そして医療費控除のシステムもあります。

 

高額医療は一般的には所得等に応じた一律の計算式がありますが、お勤めの会社の規定で保障してくれる部分もありますので、思った以上にお金がかからないケースもあります。
若くて全然貯金のない人は入っておくと助かるでしょうが、本来なら少し貯金があればそれで賄うほうがいいようですね。

また例えば現在終身医療保険で日額5000円の価値が、将来インフレが進んだとしたらどうなるか?とか考え出すとよくわからなくなります。

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しかし私はこんなことを述べておきつつ完全に切る勇気はなくて医療保険も入っています。病気になって心細いときに先立つものが貰えるという安心感を捨てることができないからです。それが非効率と分かっていても。

私は病院で看護師として働いています。働いていて思うに、病気で入院しているときには高額医療及び限度額申請で一定額以上は相殺できるため、予測できないほどの高額なお金ってかからない。

そして今の医療現場は医療費の削減のため、国の政策が診療報酬に大きく影響し、早期退院をすすめなければ病院の損失が大きくなっていく仕組みとなっています。そのため病院側は必死に早期退院できるような働きかけを行わなければならない現状があります。この動きは医療費が財政を圧迫している以上、今後もさらに加速していくと考えられます。

ということは入院日額〇〇円っていう補償内容だと、将来的に受取額が減っていくと思います。

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入院期間が半分になったらもらえるお金も半分か・・・

今の医療現場ではこの医療保険の保険金を少しでも受け取りたいがために退院を渋る患者様もいらっしゃいます。生活がかかっているのだから、仕方がないなと思いますが、本来ならば病院なんて窮屈なところにいるより自宅がいいと思うのです。退院したくない!とさせている背景にはこの保険の制度がある訳で。

・・・ここからは私の勝手な予測でしかないのですが、将来保険会社に国が介入するようなことがあるとすれば、入院日数で保険金を支給するシステムを変えさせるような働きかけがあっても不思議ではないのではないかと。だって国は入院日数を短縮することで医療費をさげたいのですから。

そんな思いが私にはあるので入院日額は低めに診断名で一時金が出る終身医療保障に加入しています。

介護状態に対応する特約はどうする?

そして金銭的に一番大変なのは高齢だったり、寝たきりになってしまった患者様が自宅に戻れなくて施設に入ったり、介護サービスをフルに使うときだと思います。たとえば退院後にサービス付き高齢者住宅に入所するとなった場合、私の住んでいる地域(田舎です)では最低金額でも12万程度から。介護度が上がるにつれ金額も跳ね上がっていきます。

この場合医療保障の入院日額◯◯円って「病院に入院」してなきゃ貰えないから施設に関しては保障されてないんです。

若くて病気に対するリカバリーも可能な時期は案外どうにでもなるのかな、と思うのですが、高齢になった場合退院したから元通り元気、とはいかないことも多々あるのでやはり要介護状態になったときに先立つものが必要だなと思います。

そこで介護に備える保険についても説明を聞いてみましたが、介護度の基準が2やったか3からで厳しめ。介護度の判定については複雑な判定基準があるのですが、現場の印象としては

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要介護2~3というと、認知症がある、車いすなど移動に介助が必要、トイレは自分でできない…みたいなイメージです

この介護度に応じて支給される保険金を確認してみると、施設入所を存分に賄えるような金額はおりないし、その割に?保険料が高いと感じました。

人生で入院することはそこそこの確率であると思いますが、要介護3以上の認定をうけている人というのは介護認定を受けている人の割合で言っても比較的少数で、その対象者は80歳以上の方が多いのだそうです。

仮に介護度が出たとしても80歳以上ということは…割りと期間は短いパターンも考えられるので、もしもに備えるにはコスパが悪すぎる気がしますね。

 

ちなみにですが、介護についても高額介護サービス費制度や高額医療合算介護サービス費で一定額以上は返還される仕組みになっており、施設入所に関しても低所得の方のための補助のシステムがありますので「お金がないからお先真っ暗だ」とはならないようにはなっていると思います。実際のところは色々な症例がありますが、制度としてはそんな感じです。

ということで介護に備えるには保険をかけるくらいならその保険料を今から積み立てておいたほうが他の老後資金の足しにもなりますし、いいんじゃないかと思います。

そのお金を今使っちゃったらだめですが…。

 

もしものときいくら必要?を考えて必要以上に保障をつけすぎないことが保険料の節約に繋がります

ここまででそもそも保険とは貯蓄に使うにはやや不便な商品であることと、必要な分の保障を適切につけておくことが大切であることを書かせていただきました。

保障が少なすぎると万が一のときに困ってしまいますし、多すぎると自由にできるお金が減ってしまう。ちょうどいい塩梅で保険に助けてもらいましょう!

あっ、あと保険料ですが、私はすべて年払いでクレジットカード一括払いです。1%のポイントが貯まるので気持ち程度ですがお得です。これから何十年もかけていくのでチリツモかなと考えています。

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つぎは我が家が実際にどんな保険から、どう見直したかのビフォーアフターと掛け捨てと貯蓄型の違いについて詳しく書いてみたいと思います。見てやっていただけますと幸いです。

保険見直しで26万節約でき、保障も適正化しました

ここまで読んでいただいて本当にありがとうございました!

 



 

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