towa
ねんきん定期便で支給予定額が確認できるものの・・・
年金制度はあてにならないのか?
towa
年金を少な目に見積もって、老後資金必要額をシュミレーションする
現在は夫婦の平均支給額は月27万円。とはいえ今の財政からはこの金額を維持することはかなり厳しいように思うので、ここは控えめに考えて月15万円を夫婦で受け取れると仮定した場合老後にいくら足らないか考えていきます。15万にも根拠はありませんが、これだけ少なく見積もったらなんとか確保できるのではないかと甘く勘定しています。どれだけ支給額が減ってしまうかということに関しては想定しようがないのでお許しくださいね。
私がリタイヤする時期の物価のことなどはまだまだ予測できないけど仮に今と同じくらいとして考えています。
年払いの固定費
リタイヤ後はボーナスがなくなりますので、年間支出も月々の収入から積み立てる必要があります。すべて月当たりに換算しました。
車にかかるお金や固定資産税は今と同じ金額設定にしておきます。バイクは高齢になったら手放しているとは思いますので、バイクは計算から外しました。車社会なので元気なうちは車は2台所有しているかもしれません。
こどもが自立したあとなので生命保険の支払いはなくなります。終身医療保険には継続して加入していると仮定します。
固定資産税0.6
車税(普通車+軽)0.4
車保険0.8
火災保険(10年毎で月換算)0.4
旦那医療保険0.4
私医療保険0.3
ケーブルテレビ&JAF0.4
合計3.5万円
月払いのもの
固定費に関しては教育費はなくなるし家の支払いも終了しています。家賃がないのは大きい!
スマホは楽天で相変わらずポイント支払いをしていることにして勘定にいれないことにします。
子供たちがいなければ食費も日用品も被服費の少し安くなりますので、今よりも少なく見積もってあります。
電気水道代2
食費5
日用品1
被服費1
ガソリン1
合計10万円
合わせて最低額月に13.5万あれば質素な暮らしは可能そう。年金だけでもなんとかなるかもしれませんね。
だけどせっかくの老後もう少し楽しみたいな。
ってことで
夫婦それぞれの小遣い4
外食1
高速道路0.5
レジャー1
合計7.5万円
そのくらい使えると、とりあえず心にゆとりのある生活が送れそうです!
合計では20万です。
他に特別費として使うお金が発生するはずだし、歳をとれば通院や薬代などの医療費などは高くなるでしょう。他に旅行とか家の修繕とかまとまったお金がいることもあるでしょうから、少し余裕を持った予算にして25万が我が家の目安になりそう。
今と同じ年金支給額27万ならば貯蓄なしでも年金だけでなんとかやっていけそうですが…ここでは仮に年金支給額が15万で、60歳でリタイヤした場合について計算してみます。
60歳で定年になって65まで無収入なら25万×12ヵ月×5年=1500万 → 最初の5年だけで1500万必要になるようです。
65歳からは年金が出るので夫婦で15万支給が叶うならあとは月に10万で生活できそう。年間120万の貯蓄を切り崩すとすれば12.5年で1500万。
ということは…
年金が月に15万の夫婦ならば、老後資金として3000万あったとき76.5歳まではお金に困らず生きられる。
ことになります。76.5歳か・・・生きているか分からないけど、何事もなければ平均寿命より若いのでなんとなく生きていそうな気がしますよね?76歳で貯金0・・・貯金がなくなるのは怖いです。3000万用意してもかなり心もとない計算となってしまいました。やはり年金支給額15万で夫婦が暮らすのは少々不安です。
ちなみに年金支給年齢までしっかり働けば3000万の貯蓄で25年生活できますので、65歳リタイヤなら90歳、70歳リタイヤなら95歳まで生活が可能です。90歳にもなればレジャーにでかけることもなさそうですし、車も手放しています。貯蓄が0だったとしても、年金で細々と暮らすことができそうです。
towa
できることならば不労所得をつくりたいけれど・・・リタイヤ時期に向けてやること
上記の資産から3000万の老後資金を貯めるにしても、とりあえず年金支給年齢まで働くという選択肢は選ぶしかなさそうですが…できれば将来は貯蓄を切り崩さずに月10万ほどのなんらかの収入が入るよう資産配分できれば最高だなぁと考えてしまいます。
貯金がたくさんあってそこから切り崩すよりも、貯金が少なくてもずっと定期的に収入がもらえる仕組みづくりをしたほうが長生きするにも安心感がありますよね。
と、いうことで「月10万=年120万の不労所得を得ようとする」ならば、私が考えているETFへの投資の場合2%の配当があるとして6000万必要になってきます…。
平凡な一家にはかなり非現実的な金額です。
我が家の場合、つみたてNISAとイデコ年利3%(仮)3400万と退職金がいくらかは確保できるかなぁと思っています。超相場がいいときに利益確定できて、現金での資産をなしして、すべてETF購入にあてるとすればもしかしたら手が届く金額なのかも・・・しれません。でも達成できない確率のほうが高そうですね。それに資産のすべてを株式に投資するにはかなりリスクが高いので難しいです。リタイヤ時期だからこそ現金比率を上げなければいけないのに。
ということで月10万の配当金生活をあきらめ、半額で考えてみましょう。月5万ならばETF購入金額も3000万なので現金割合を引き下げればなんとかなりそうな気もします。とりあえず年金が月15万あると仮定すれば必要最低限の暮らし(13.5万円)は可能です。そこに月5万の収入が加われば貯金を切り崩すペースも、年間120万だったのが、60万にぐんと落ちます。リタイヤ後25年生きたとして1500万あれば、悠々自適とはいかないでしょうけれど、わびしい思いまではしなくて済みそうです。
少し将来に希望が見えてきました。
「老後までに3000万相当のETFと、1500万円の現金を準備する」というプランならば、「つみたてNISA+イデコ+退職金+それまでの貯蓄」でなんとかなりそう。6000万よりは現実味を帯びてきます。
3000万にしてもすごい金額だけど目標にしてれば叶うこともあるかもしれません。
4500万現金だけで持っていても老後資金としては十分ではないかと思いますが、現金だけでは貯蓄を切り崩す以外の選択肢はなくなるので、子供たちに少し遺産を残してやりたいとか、万が一に大金が必要になったときのことを想定すると、リタイヤ時点でもある程度の資産運用を行ってお金に働いてもらい、資産が減るペースを落とす努力をする必要性がありそうです。そして自分が老いたときこの資産をうまく扱ってくれるよう息子たちにお金について教育が必要だなと感じます。
それではここまでお読みいただきありがとうございました。